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おかえりなさい

  • 執筆者の写真: Nobuhiro Kawai
    Nobuhiro Kawai
  • 2017年12月30日
  • 読了時間: 2分

12月11日。

沖縄から仲間たちが今年の3月につづき来てくれた。

雪を期待していたので、前日の夜中に降った雪が気持ちを高揚させたに違いない。

1日の仕事を終わらせて、皆が待つ'haru'に向かう。

この日は、最近の寒さがひと段落して過ごし易い夜だった。

焚火を楽しむ仲間に掛けた言葉は、「おかえり」だった。

この場所をふたたび訪れてくれたリピーターは、かけがえのない仲間。

その仲間たちは、炎をたのしみ、雪であそび、子どもに戻っていた。

テントでは、いつものように心地いい灯の中、食事を終えた仲間たちが会話を楽しんでいた。

時間が過ぎていく中、寒さは厳しくなり体をいたわるように皆がテントの中に。

人が集まれば会話は、自然と仕事のこと、生きてきた人生のこと、悩みのこと。

最近、自分がしてきた事の意味を思い返すことが多くある。

何のために心地いい場所を作っているのだろうか。

人のため。自分のため。その両方。

なにが正しいのかわからなくなることがある。

でも、仲間たちがつくる自然な笑顔が麻薬になる。

これは完全な麻薬だと思う。

自分たちがしていることは、全てがこの麻薬がほしくてなんだろうな。

まだまだ人として成長しなければいけない。

いつもそうは思っていても、なかなか簡単ではないこと。

諦めた途端それまで積み重ねたものはなくなる。

やるしかないな。

目の前のことを一生懸命。

それしかできないのだから。

 
 
 

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